どーも、コーヒー大好きIndoです。
今回の生産国は、インドネシアです。
インドネシア産の豆は、「トラジャ ○○」「○○ マンデリン」などの銘柄が高品質な豆として知られています。(コピ・ルアクは割愛します)
Indoは「トラジャ 深煎り」と「マンデリン 中煎り」を飲んだので、風味やインドネシアのコーヒー事情について書いていこうと思います。
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インドネシアってどこ?
インドネシアは、東南アジアの国です。
赤道周辺の1万3,466もの大小の島により構成されています。
首都ジャカルタのあるジャワ島や観光で有名なバリ島、カリマンタン島(ボルネオ島)、スマトラ島、スラウェシ島などが主な島です。
インドネシアのコーヒーの歴史や生産量は?
インドネシアでのコーヒー生産の歴史は、オランダによって17世紀頃から商業栽培として始められました。
その後さび病が流行し、コーヒー生産が衰退しましたが、さび病耐性の強いロブスタ種が導入され、コーヒー豆の生産が復活しました。
品種の構成比は、アラビカ種:ロブスタ種=1:9となっています。
ほぼロブスタ種です。
2017年現在、ブラジル、ベトナム、コロンビアに次いで世界第4位の生産量を誇ります。
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トラジャ、マンデリンとは?
先頭でも触れましたが、トラジャ、マンデリンは高級豆となるアラビカ種の銘柄の名前です。
トラジャは、スラウェシ島の山間部で栽培される高品質なアラビカ種の銘柄です。
もともと、トラジャ族と呼ばれる先住民族が主に栽培していたことからその名がつけられました。
一度は衰退したものの、日本のキーコーヒーさんが復活を支援したことで有名です。
詳しくはこちら。
マンデリンは、スマトラ島の一部地域で生産される高品質なアラビカ種の銘柄です。
こちらも、マンデリン族という先住民族が主に栽培していたことからその名がつけられました。
マンデリンは、現在、かの有名な「スター〇ックスコーヒー」様がほぼ独占しており、残りが日本に出回っている、といった状況です。
マンデリンの風味がミルクと相性が良いため、ラテをメインとしている「スタバ様」が好んで使用しているのだと思います。
インドネシア産のコーヒーの風味は?
トラジャとマンデリン、どちらも共通する特徴として、酸味が少なく、独特の苦みや香りがあり、コクが強い、ということが挙げられます。
この独特の風味が生まれる理由の一つとして、土壌が大きな要因ですが、「スマトラ式」と呼ばれるコーヒー豆の精製方法が関係している、とも言われております。
生豆の精製法についてはこちらの記事が詳しいです。
以上が、机上の知識です。
以下が、トラジャとマンデリンをIndoが淹れて飲んだときのコーヒーの風味の感想です。
豆はそれぞれこちらを使用しています。
・インドネシア マンデリン SG(Super Grade) Taboo 深煎り
抽出条件
粉の量 :15g
お湯の温度:80℃
挽き具合 :中挽き(ナイスカットミルGで3.5)
蒸らし時間:45秒
抽出時間 :蒸らしも含めて2分10秒±2秒
抽出量 :120㏄
トラジャ 深煎り
深煎りなので、苦味が際立っており、コクがありました。
苦味は、ケミカルな苦み、ケミカルな香りがしました。(アルコール的な感じ)
風味の流れとしては、ケミカルな香りを感じた後に独特の苦みがきて、そのすぐ後に甘みがほのかに感じられました。
独特な苦味を楽しむコーヒーです。
ケミカルな香りって、飲んでみたくなりませんか?Indoは興味がわきます。
マンデリン 中煎り
こちらは、中煎りということもあり、香りと甘み、酸味、苦味のバランスが程よく、マンデリン特有の苦みも柔らかく抑えられており、万人受けするコーヒーだと感じました。
口に入れたときは滑らかでどの風味も際立って感じられませんが、コンマ何秒後かに甘みが感じられ、甘みとともに酸味も一瞬感じます。
そのあとで柔らかい苦味が来たかと思うと、再度甘みが余韻として残る、といった流れで風味が変化しました。
飽きずに毎日飲めるコーヒーです。
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インドネシア産のコーヒーは他の地域にはない特徴的な風味がある
インドネシア産のコーヒーは「中南米」や「アフリカ」のコーヒー豆にはない独特の苦味があります。
ウッディ、スパイシーなど、表現だけ見るとおいしそうには感じられませんが、そんなコーヒー豆を栽培できる地域はインドネシアしかありません。
多くの日本の珈琲屋が、ブレンドにマンデリンなどのインドネシア産の豆を使用しているそうですが、それは、ブレンドの1ピースとしてインドネシア産の豆の持つ風味が不可欠だからだと思います。
マンデリン単体だと苦手かも・・・
という方もいらっしゃると思いますが、この風味はかけがえのない存在なんです。
そう考えると、独特の苦みも愛せるようになりますよ。きっと。
素敵なコーヒーライフを。
記事作成にあたっての参考文献 など
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