どーも、コーヒー大好きIndoです。
今回は、「コーヒーの世界史(講談社現代新書) 著:旦部幸博」を読みましたので、感想などを書いていきます。
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珈琲の世界史 の特徴
珈琲の世界史 は、コーヒーの通史が分かる、初心者向けの本だと思います。
(通史:歴史年表を過去から現代までざっと通しで見ること)
珈琲の歴史的な話は、他にも良書がいくつかありますが、コーヒーの起源から現代のコーヒー業界の流れまでを一冊で見通せる本は少ないと思います。
しかも、世界的なコーヒーの流れに絡めて日本のコーヒーの歴史にも触れています。
今の日本の珈琲屋が、過去から続いたものだということを認識できるかもしれません。
この本を読むことは、コーヒーをよりおいしい飲み物にするためにも一役買います。
ストーリーの分かる飲食物を、人間はよりおいしいと感じるからです。
この本を読んで、おいしいと思っている今のコーヒーを、もっとおいしい飲み物にしてみませんか?
珈琲の世界史 を読むにあたっての注意点
この本には、1点、注意点があります。
それは、歴史上の人物・地名・王朝などの固有名詞(カタカナ)が頭に全く入らないことです。
でも、挫折しないでください。
仕方ないことなんです。
その理由ですが、コーヒーの飲用としての起源は、アラビア(イスラームの国々、中東)のため、アラビア語圏の固有名詞がたくさん出てきます。
例えば、「アリー・イブン・ウマル・アッ=シャズィーリー」という人物が登場します。(本書P63)
この人は、モカで有名なイエメン(国名)にコーヒーの起源の飲み物を伝えた、と言われています。
こんな感じで、日本人には耳慣れない固有名詞がたくさん出てきます。
うまく読み進めてください。笑
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いま日本で流行っているコーヒーをより深く知るために、歴史は重要
この記事を読んでいる方で、コーヒーを飲まない方は少ないと思います。
今のコーヒーの流行は、世界の歴史が分かるとより深く知ることができます。
そして、珈琲の世界史 を読むと、ざっと過去のコーヒー生産の歴史や苦労、そして今のコーヒーの流行へのつながりが見えてきます。
もしかしたら、次の流れも見えてくるかもしれません。
あなたの好みの一杯でも飲みながら、コーヒーの歴史に思いをはせてみてください。
ちなみに、Indoの記事でよく読まれているものはこちらです。
素敵なコーヒーライフを。
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